研究概要 |
注:( )内の数字は、平成12年度研究実施計画(「平成12年度交付申請書」)に対応している。 1 モデルの設定 (1)→ 平成11年度に引き続き、他の作業に平行して、主な計算機アルゴリズムを評価検討した。結果、従来の言語獲得・言語発達の計算機モデルに、いくつかの重大な言語学的欠陥の可能性を確認した.現在、議論を整理中. (2)→ 新モデルの概念図を完成した。現在,計算機へのプロットに設定するパラメタ同定実験を継続中。 (2)→ ドイツ語及びフランス語の重要文献の翻訳化を完成した。他の作業と平行して、これらの各議論についての詳細な考察を継続中。 (4)→ データベースを構築し、十分なマイニングを完了した。次いで、各データベースについて、多数のZipf則計算を実行した。結果、新モデル設定パラメタに関する具体的かつ重要なヒューリスティクスを得た。 2 計算機実験 (5)→ 人工語彙をモンテカルロ法により発生させ、多数の計算機実験を実行した。結果、新モデル設定パラメタに関する具体的かつ重要なヒューリスティクスを得、さらに、言語の個体発生(個体における言語系の獲得)に関する新たな課題を見いだした。 3 データ解析と考察 (6)→ 人工語彙をモンテカルロ法により発生させ、多数の計算機実験を実行した。結果、新モデル設定パラメタに関する具体的かつ重要なヒューリスティクスを得、さらに、言語の系統発生(個別言語系の発生)に関する多くの課題を見いだした。 4 モデルの修正 (7)→ 次年度以降への持ち越し課題となった。 5 研究目的(発生的計算によって助詞類の発現を同定する)の達成 (8)→ 次年度以降への持ち越し課題となった。
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