• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

臨床教育学の体系と展開

研究課題

研究課題/領域番号 11871041
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

新堀 通也  武庫川女子大学, 教育研究所, 教授 (00000026)

研究分担者 末吉 ちあき  武庫川女子大学, 教育研究所, 助手
安東 由則  武庫川女子大学, 教育研究所, 講師 (10241217)
祐宗 省三  武庫川女子大学, 教育研究所, 教授 (50033543)
キーワード臨床教育学 / 教育病理 / 臨床の知 / 臨床心理学 / 学際性 / 実践教育学 / 社会人大学院 / 学級崩壊
研究概要

本年度は臨床教育学関連の実態調査とその分析に重点をおき、(1)基本文献・関連資料の収集を継続するとともに、その整理分析を行う、(2)臨床教育学関連の授業についてのシラバス、カリキュラムの分析を行う、(3)大学、大学院において臨床教育学、あるいはそれに関連する授業の担当者に対して、臨床教育学に関するアンケート調査を行う、(4)同様なアンケート調査を臨床教育学に関連する著者に対して行う、(5)同様なアンケート調査を大学院において教育学あるいは心理学を専攻した者に対して行う、(6)臨床教育学あるいはこれに類似する専攻をもつ大学などを訪問し、教員及び学生に対して面接調査、意見聴取を行う、という6つの計画に沿って研究を進めた。
(1)に関しては臨床教育学及びそれに近接する諸分野、また臨床教育学が焦点的に扱う教育病理現象に関する理論的文献、実態報告などの収集を継続した。本年度、新しく入手した文献は書籍58点、その他、論文、報告書など多数である。その分析結果の一部は、新堀通也『志の教育』(特に、第2章「歯止めなき教育病理」、第3章「教育病理の解釈」)(平成12年、教育開発研究所)、同「臨床教育学の概念」(武庫川女子大学教育研究所「研究レポート」25号、平成13年2月)として発表された。
(2)に関しては、その収集を終え、現在、その分析整理を行いつつあり、近くレポートに発表する予定である。
(3)(4)(5)についても、すでにこれを実施して質問紙の回収を終え、現在、その分析整理を行いつつあり、来年度、発表する予定である。
(6)に関しては、本年度、大阪府堺市の「臨床教育研究所」(所長・三島照雄)を訪問し、意見聴取を行った他、武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科の学生・卒業生に対するアンケート調査や面接調査を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 新堀通也: "臨床教育学の概念"武庫川女子大学教育研究所「研究レポート」. 25号. 1-76 (2001)

  • [文献書誌] 新堀通也: "戦後教育の反省-教育における「グレシャムの法則」"風土. 50号. 14-19 (2000)

  • [文献書誌] 新堀通也: "続「学力崩壊」論"風土. 51号. 12-15 (2000)

  • [文献書誌] 新堀通也: "学校選択の自由化の問題点"現代教育科学. 43巻4号. 9-10 (2000)

  • [文献書誌] 新堀通也: "志の教育"教育開発研究所. 293 (2000)

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi