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2001 年度 実績報告書

家庭の教育力の低下に対応する学校カリキュラムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 11871044
研究機関日本女子大学

研究代表者

佐藤 全  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50004114)

キーワード家庭 / 親 / 教育 / 学校 / カリキュラム
研究概要

1 戦前の高等女学校の学科目「教育」の教科書分析
1907(明治40)年6月現在における高等女学校の「教育」教科書26種のうち、使用校数上位5種を分析した結果、次の知見が得られた。
(1)「教育」は、親としての資格を得させることを目的とした学科目であった。
(2)学齢期の子どもの教育についての分担関係では、知育と体育は学校教育・徳育と衛生の教育は家庭教育が担うとされていた。
2 現行・高等学校「家庭一般」の教科書分析
2001(平成13)年度現在における高等学校の「家庭一般」教科書13種のうち、採択占有率上位4種の共通内容「乳幼児の保育と親の役割」を分析した結果、次の知見が得られた。
すなわち、親の役割として期待されていることは、生活習慣の習得、発育状態に対応した食事の提供、正い食習慣の習得、発達に応じた被服の提供、遊びの環境づくり、健康管理と病気予防、事故予防であり、体育に関する事項が多かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤 全: "必修「教育科」創設論"研究紀要(日本教材文化研究財団). 29. 72-75 (2000)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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