研究概要 |
基本的には前年度の作業を以下の点において継続した。 (1)主にインド国内で、これまで編纂されたカンナダ語を収集し、編纂の様態を調査し、語彙項目の調査を行った。 (2)語彙項目、文法情報、音声、言語文化的情報の構成の検討を行い、いくつかのマトリックスを設定した。 (3)日本国内でこれまでに編纂された、アジアアフリカ諸語を対象にした基礎語彙記述研究の調査を行った。 (4)報告者がこれまでに収集してきた基礎語彙を対象として、日本語の意味領域を検討し、コンピューター入力を行った。 (5)Dravidian Etymological Dictionary,2^<nd>.ed.に収められているカンナダ語語彙約12,000をコンピューター入力した。 (6)カンナダ語散文を基本として基礎語彙の文法情報調査を行った。
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