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1999 年度 実績報告書

アジア法文化と国民国家-固有法と移入法の相克と共生-

研究課題

研究課題/領域番号 11872003
研究機関関西大学

研究代表者

孝忠 延夫  関西大学, 法学部, 教授 (60148492)

研究分担者 丸茂 弘幸  関西大学, 商学部, 教授 (30127716)
羽原 敬二  関西大学, 商学部, 教授 (80148494)
今西 康人  関西大学, 法学部, 教授 (30160055)
四本 健二  名古屋経済大学, 法学部, 助教授
キーワードアジア法 / 法文化 / 国民国家 / 固有法 / インド憲法 / カンボジア法 / 韓国民法
研究概要

平成11年度は,各国に特有の個別法制度の理論と現実の研究を通じて当該国の法文化の特徴を明らかにすることによって,「アジア法」の全体像を素描・構想するという研究アプローチをとった。そして,研究員それぞれのテーマに関する資料収集と共通テーマに関する研究員相互間の問題意識の共有,相互了解の形成を主たる目的とし,研究会を開催した。
ゲストを迎えての研究会としては,(1)1999.12.11「法における『アジア的』なるものについて」 (安田信之氏(名古屋大学教授)),(2)1999.9.24「Protection of Human Rights through Public Interest Litigation」 (パーマナンド・シン氏(デリー大学教授)),(3)1999.11.28「毛沢東と〓小平-中国の法治国家へいたる苦悩の道」 (郭道暉氏(中国法学会教授))を開催した。また,研究員の研究報告としては,(1)1999.5.29「インド憲法における『国家』のあり方とその課題」(孝忠延夫),(2)「韓国民法典の成立過程とその特徴」(今西康人)、(3)1999.7.28「インドにおける社会活動訴訟と人権保障」(孝忠延夫),(4)2000.3.25「アジアにおけるまちづくりの歴史と現在」(丸茂弘幸),「アジアにおける宇宙開発事業の発展と法規制及び法体系」(羽原敬二)を行った。
研究員それぞれの研究テーマに関する資料収集も精力的に行ったが,とりわけ,四本健二研究員は,カンボジアに出張し,現地でのヒアリング及び貴重な資料収集を行った。
初年度でもあるため,研究成果を全体としてまとめることはしなかったが,当該テーマに関する研究員の貴重な論文も公刊した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 孝忠 延夫: "人権の裁判的保障の制度と現実-インドにおける「社会活動訴訟」を手がかりとして-"憲法問題(全国憲法研究会.三省堂). 11(印刷中). 23-46 (2000)

  • [文献書誌] 四本 健二: "カンボジア憲法論"勁草書房. 298 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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