1。キーエンスのレーザー変位計LE4010を購入した。当装置により被写体の動きを0.03mmのレーザービームスポットで0.1μmの精度で移動量を測定できる。 2。上記装置を購入して判明したことはレーザーを含む検出部を真空中に置くと安定した装置の作動が保障されないことであった。このためビームの標的である炭素膜にいかにして大気中に置いた検出部からレーザー光を当てその反射光を検出するかが問題で、実験散乱槽の設計に腐心した。この散乱槽は別途予算で製作した。 3。その散乱槽の製作候補である最初のメーカーが打ち合わせを始めて4ヶ月後、技術的な理由で辞退することがあり、2番目に折衝したメーカーにより現在ようやくその散乱槽が完成し、2月末より調整実験を行った。
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