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1999 年度 実績報告書

特異値分解に基づく光インターコネクションのサブミクロンアクティブアライメント法

研究課題

研究課題/領域番号 11875012
研究機関東京大学

研究代表者

石川 正俊  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40212857)

研究分担者 石井 抱  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40282686)
喜安 千弥  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (20234388)
藤村 貞夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30010961)
キーワード超並列光配線 / 自由空間インターコネクション / 能動型アライメント / 微細化 / 超微細XYステージ / 面発光ダイオードアレイ / アライメント解析 / 面対面
研究概要

本研究は,超並列光インターコネクション技術とシリコンの集積化技術のサブミクロンオーダーでの密な結合の実現を目指したサブミクロンオーダーでのアライメント法の基礎原理を探索することを目的とする.特に,(1)面対面の超並列光インターコネクションに対する特異値分解によるアライメント解析手法を確立した上で,(2)デバイスの感度及びドライバビリティ,光学系などの実装技術面から光インターコネクションの微細化限界を考察し,(3)サブミクロンオーダーでのアライメントを可能とする能動型アライメント法を提案することが目的である.
平成11年度は,自由空間光インターコネクションについて,特異値分解によるアライトメント解析手法を提案し,その解析手法に対応したアクティブアライトメント法を提案した.また,自由空間光インターコネクションを有する簡単なアライメント実験システムを構築し,その動作を確認した。具体的には以下の手順で研究を進めた.
1)特異値分解によるアライトメント解析手法を提案した.
2)1)の解析手法に基づいたアクティブアライメント法を提案した.
3)超微細XYステージを用いたアライメント機能を有する自由空間光インターコネクションシステムを構築した.
4)構築したシステムの基本的動作の確認を行い,面発光レーザーダイオードアレイ,光学系などのパラメータ同定といったシステムの検証を行った.
5)1)で提案した特異値分析によるアライトメント解析を行い,システム上でのアライトメント誤差要因がどの方向で大きく影響するかを検証した.
6)5)のアライメント解析結果に基づき,誤差要因が大きく影響が起こる自由度に対して,2)で提案したアクティブアライメント手法を適用し,その動作を確認した.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] M.Naruse, M.Ishikawa: "Analysis and Caharacterization of Alignment for Free-space Optical Interconnects Based on Singular"Appl. Opt.. vol.39,no2. 293-301 (2000)

  • [文献書誌] 成瀬、石川: "特異値分解を用いた光インターコネクションのアライメント"解析、光学. vol29,no2. 101-107 (2000)

  • [文献書誌] 成瀬、石川: "光インターコネクションを有するシステムにpけるへ入れる処理アルゴリズム"情報処理学会研究報告 99-ARC. vol99,no4. 49-54 (1999)

  • [文献書誌] 成瀬、豊田、小林、川又、Nマッカードル、石川: "光インターコネクションを用いた階層的並列処理システム"Optics Japan 99 講演予稿集. 121-122 (1999)

  • [文献書誌] 小林、豊田、成瀬、Nマッカードル、石川: "OCULAR-IIのための小型光インターコネクションモジコール"Optics Japan 99 講演予稿集. 122-123 (1999)

  • [文献書誌] 川又、成瀬、石井、石川: "固有空間法による動面像データベース構築・検アルゴリズム"Optics Japan 99 講演予稿集. 413-414 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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