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1999 年度 実績報告書

エポキシ樹脂の疲労き裂発生の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11875030
研究機関豊田工業大学

研究代表者

岸本 秀弘  豊田工業大学, 工学部, 教授 (10148348)

研究分担者 上野 明  豊田工業大学, 工学部, 助教授 (30160188)
キーワードエポキシ樹脂 / 疲労メカニズム / フラクトエミッション / 疲労き裂発生 / 可逆的疲労損傷
研究概要

本年度の研究実績は,以下の通りである.
(1)エポキシ樹脂の破壊時(き裂発生時)に発生する極微弱光を検出できるよう,試験治具およびフラクトエミッション計測系を整備した.
(2)(1)のシステムを用いて,エポキシ樹脂の引張試験を行い,試験片破壊時に極微弱光を捉えることに成功した.極微弱光は,破壊を同時に放出され,試験片破断後も少しの間(1秒弱)持続することがわかった.
(3)(1)のシステムを用いて,エポキン樹脂の疲労試験を行い,試験片破壊時に極微弱光を捉えることに成功した.その結果,
◎極微弱光は,疲労破壊前に何回か放出される場合がある
◎疲労破壊後,数秒経過してから極微弱光を検出する場合がある
こと等がわかった.現在,これらの現象が生じる原因は不明であるが,エポキシ樹脂の非可逆的疲労損傷との関連を,次年度において研究する.

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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