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2000 年度 実績報告書

放射化微小球を用いた肝腫瘍の血管内放射線治療の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11877149
研究機関京都大学

研究代表者

光森 通英  京都大学, 医学研究科, 講師 (10263089)

研究分担者 永田 靖  京都大学, 医学研究科, 助教授 (10228033)
キーワードmicrosphere / Yttrium-90 / intra-arterial radiation therapy / histological distribution / liver tumor
研究概要

放射性微小球を用いた肝臓腫瘍に対する内照射療法は、海外では既に臨床応用されているが、その治療効果や組織内での微小球の動態等の評価は充分とは言えない。京都大学工学部との共同研究により、化学耐久性が高く、真球性の高い優れた微小球の開発が進んでおり、家兎を用いた動物実験で、微小球を経動脈的に家兎肝臓内に注入し、その組織内分布や経時的変化を評価することで、既に報告済みの微小球を凌駕すべく研究が進められている。YtやPを含む各種の微小球の評価が行われ、最適な微小球の検討が行われている。現在我々は、Y_2O_3微小球を評価対象として、研究を続けている。
昨年度の実験の成果は、SiO_2微小球を腎動脈本幹より動注し、SiO_2微小球の正常組織内での分布と経時的組織変化を検討することであり、既に報告済みである。
現在では、肝内では、グリソン鞘内の小葉間動脈まで微小球が到達することと、毛細血管系(類洞)への流入が無いことを確認済みであり、Y_2O_3微小球の肝内組織学的分布の評価を第一段階として、肝腫瘍正常組織比の同定、肝内均一性の評価、他臓器への逸脱などを評価中で、引き続き、第二段階として、非放射化微小球の長期的観察(微小球注入後の組織変化の評価、注入した微小球の長期的変化の確認)、第三段階として、放射化微小球の注入(肝組織内のベータ線照射量、ベータ線による肝組織の変化の評価)を計画している。段階毎に約半年を要する見込みである。
海外の報告では、既に臨床応用が進んでいるため、微小球注入システムにまで開発が及んでいる。現在オリジナルの注入システムを開発中である。また放射化微小球の動物への注入実験にて、注入組織の放射線による変化の評価、実行線量の測定、治療法の実行可能性などを評価すべく実験を計画中である。国内で施行されている肝腫瘍に対するその他の治療法との比較も吟味する必要がある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Araki N,Nagata Y,Fujiwara K,Aoki T,Mitsumori M, et.Al.: "Evaluation of glass microspheres for intra-arterial radiotherapy in animal kidneys"International Journal of Radiation Oncology Biology Physics. 49. 459-463 (2001)

  • [文献書誌] Nagata,Y.,Araki,N., et..al.: "Neoadjuvant chemotherapy by transcatheter arterial infusion method for uterine cervical cancer"J Vasc Interv Radiol. 11. 313-319 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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