研究課題/領域番号 |
11877272
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
加納 龍彦 久留米大学, 医学部, 教授 (50040605)
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研究分担者 |
三島 康則 久留米大学, 医学部, 助手 (30258470)
原田 秀樹 久留米大学, 医学部, 助手 (30198923)
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キーワード | 脳脊髄液温 / 低体温 / 循環停止 / 大動脈瘤 / 脊髄誘発電位 / モニタ |
研究概要 |
薬剤の注入、髄液の採取とともに誘発電位、脳脊髄液圧、脳脊髄液温が測定できる多機能一体型のカテーテルプローブを作成し、臨床で使用した。本プローブを用いて、(1)脳脊髄液温と他の部位の体温との相関をみることができた。(2)脳脊髄液温と脊髄誘発電位の相関をみることができた。(3)超低体温循環停止下での脳脊髄液温、髄液中乳酸値の変化を調べることができた。(4)髄腔内鎮痛薬注入時の脊髄機能変化を誘発電位でとらえることができた。 超低体温循環停止下あるいは低体温麻酔下での脊髄機能モニタ、ならびに髄腔内注入鎮痛薬の脊髄作用のヒトでの観察など診断、治療面での新しい展開が期待できる。
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