| 研究課題/領域番号 |
11877307
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| 研究機関 | 弘前大学 |
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研究代表者 |
横井 克憲 弘前大学, 医学部, 助手 (00271809)
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| 研究分担者 |
山下 建 弘前大学, 医学部・附属病院, 助手 (30312507)
四ッ柳 高敏 弘前大学, 医学部, 助教授 (70250595)
澤田 幸正 弘前大学, 医学部, 教授 (50138046)
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| キーワード | 軟骨 / 組織移植 / 吸収 |
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| 研究概要 |
1.採取部位による軟骨吸収の違いに関して
家兎、耳介軟骨および肋軟骨を、同家兎の背部皮下、筋膜上に移植し、経過観察を行った結果、統計学的に有意な差は認められなかった。組織学的には、いずれも吸収像が見られたが、特に違いは認められなかった。
2.軟骨膜の有無による軟骨吸収の違いに関して
1と同様の方法にて、耳介軟膏に軟骨膜を付けたもの、付けないものについて調査を行ったところ、重量などの計測値では、統計学的有意差は認められなかったが、組織学的観察では、軟骨膜が付かない方がより吸収が強く見られる印象であった。
3.年齢による軟骨吸収の違いに関して
計測による統計学的有意差は認められず、組織学的観察でも特に違いは認められなかった。
4.移植軟骨の大きさによる軟骨吸収の違いに関して
1,3と同様な結果で、違いは認められなかった。
5.瘢痕による軟骨吸収の違いに関して
あらかじめ家兎の背部に瘢痕を作成しておき、耳介軟骨を瘢痕皮膚下、および健常皮膚下に移植したもので比較、観察した結果、計測による統計学的有意差は認められなかったものの、組織学的観察では、瘢痕下に移植した方が吸収が強い印象であった。
現在さらに、ラットの肋軟骨による吸収についても検討している。
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