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1999 年度 実績報告書

金属冠を酸化処理して、セラッミクス冠に変化させる研究

研究課題

研究課題/領域番号 11877340
研究機関鹿児島大学

研究代表者

田中 卓男  鹿児島大学, 歯学部, 教授 (40113584)

研究分担者 松下 容子  鹿児島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (70226918)
嶺崎 良人  鹿児島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (70157577)
鬼塚 雅  鹿児島大学, 歯学部, 助教授 (80038877)
南 弘之  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (50244257)
キーワードDIMOX / セラミクス / 補綴材料 / アルミナ融液
研究概要

本研究のテーマであるランクサイド法はDirectMetal Oxidationと呼ばれ、直接合金溶融液を酸化する方法である。この方法を歯科領域に適用する目的で、本年度は、使用する合金の金属の種類とその成分組成の違いを決定し同時に二種の作成方法を採用することとした。
その方法として、現在は、以下の可能性を探っているところである。
第一に、Al2O3/Al/MgO,及びAl2O3/Al/C,とし、その合金融液をO_2雰囲気中で1200度程度に加熱する方法により試料を作成する。第二に同組成合金をアルゴン添加酸素雰囲気中で圧縮加熱することにより試料を作成する。
現在、以上の二種の合金組成と二種の手法により試料の作成を試みているところである。
今後、試料が完成した後は、それぞれについての物理的強度試験を行っていく予定である。また、これらの合金組成に加え補強剤となるウィスカーとして、繊維や粒状粉体を添加した合金を作成し、その物性についても検討していくこととしている。
なお、試料作成にあたっては、佐賀大学理工学部渡助教授および日本タングステン株式会社永野光芳氏のご協力を頂いている。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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