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1999 年度 実績報告書

難治性慢性骨髄炎の骨芽細胞障害性因子に対する抗毒素を用いた新治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11877345
研究機関千葉大学

研究代表者

丹沢 秀樹  千葉大学, 医学部, 教授 (50236775)

研究分担者 渡辺 俊英  千葉大学, 医学部, 助手 (10301095)
三宅 眞実  千葉大学, 医学部, 助手 (10251175)
野田 公俊  千葉大学, 医学部, 教授 (60164703)
キーワード難治性顎骨骨髄炎 / 細菌毒素 / 抗毒素 / サイトカイン
研究概要

我々が発見同定した、まったく新しい、骨芽細胞障害性細菌毒素(TOX)を用いて、以下の実験を行った。
1)至適培養条件と種々のクロマトグラフィー担体への結合性を求めてTOXの大量生成を行い、lysateからTOXを大量に抽出・精製した。
2)TOXをウサギに投与し、抗体を作成した。
3)TOXを樹立骨芽培養細胞に作用させ、免疫学的、酵素学的、生化学的に経時的に解析し、微細な形態的変化や細胞の生理機能の変化を特定した。
現在、TOXの標的分子を推定し、TOXの作用機構を分子レベルで解析中である。具体的には、TOXのレセプター分子を検索しており、TOXの作用を阻害する物質を幾つか考察している。また、TOXの性理学的作用機序を調べるため、培養骨芽細胞、ヒト末梢好中球、ヒト未梢単核球、線維芽細胞、破骨細胞に作用させて、培養上清中に放出されるサイトカイン量を測定し、TOXのサイトカイン誘導能を検討している。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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