研究概要 |
平成23年度に引き続き、旗多様体の量子コホモロジーのtt^*構造、量子コホモロジーに関連する可積分系階層、無限次元アフィン旗多様体の量子コホモロジー、および局所化の技法を用いた非コンパクト多様体のグロモフ・ウィッテン不変量の計算法に関する研究を行なった。 1.tt^*方程式とHitchin-Kobayashi対応の関係を検討した。 量子コホモロジーとモジュラ形式についてのセミナーを行った。 2.2012年8月27日から30日まで九州大学にて開催された"The 59th Geometry Symposium in Japan"にて"Two features of the chi_y genus, their applications and generalizations"講演を行った。 2012年9A17日から20日まで国立シンガポール大学数学科を訪問し、幾何学セミナーにて、"Two features of the chi_ y genus, their applications and generalizations"講演を行った。 2012年11月2日から3日まで大阪市立大学数学科を訪問し、枡田幹也教授セミナーにて、"An application of the rigidity of Dolbeault-type operators"講演を行った。 2012年11月29日から12月7日まで中国(北京)Chinese Academy Scienoesを訪問し、Topology Seminarにおいて"Introduction to elliptic genera I, II"講義を行った。 3.所属研究機関において受入研究者の主催するセミナーにおいて、量子コホモロジーに関連する可積分系階層、無限次元アフィン旗多様体の量子コホモロジー、および局所化の技法を用いた非コンパクト多様体のグロモフーウィッテン不変量の計算法に関する研究を行った。 Kahler多様体の幾何学的な構造(特にS^1の作用のrigidlity)についての論文が完成した。 出版した論文以外に2件投稿済みであり、引き続き研究を進める。
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