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2012 年度 実績報告書

テルペノイドのコンビナトリアルバイオケミストリーと微細藻類における合成生物学

研究課題

研究課題/領域番号 11J00741
研究機関大阪大学

研究代表者

池澤 信博  大阪大学, 大学院・工学研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2011 – 2013-03-31
キーワードテルペノイド / コンビナトリアルバイオケミストリー / クラミドモナス / 合成生物学
研究概要

1.「テルペノイドのコンビナトリアルバイオケミストリー」について…
コドン最適化した4種類のセスキテルペン合成酵素と、タバコcDNA由来5-epi-aristolochene合成酵素をそれぞれFPP高生産性改変酵母中で発現して、目的のセスキテルペン生成を確認した。これらのセスキテルペン合成酵素と、セスキテルペン生合成系に関わる6種類のシトクロムP450(Germacrene A oxidase、Costunolide synthase、GAA-8β-hydroxylase、5-epi-Aristolochene hydroxylase、Premnaspirodiene oxygenase、(+)。δ-Cadilene-8-hydroxylase)を組み合わせることとした。まず、5-eρi・・aristolochene合成酵素、vetispiradiene合成酵素について、(+)-δ-Cadinene-8-hydroxylaseを除く5種のシトクロムP450と組み合わせ、2×5種類の計10クローンを作出した。
2.「微細藻類における合成生物学」について…
クラミドモナス葉緑体内でamorpha-4,11-dieneを生成させるべく、クラミドモナス葉緑体にコドン最適化した鳥類FPP合成酵素(FPPS)遺伝子、amorpha-4,11。diene合成酵素(ADS)遺伝子を合成依頼し、パーティクルガン法によりクラミドモナス葉緑体に導入を試みた。形質転換には光合成能欠損株を用い、遺伝子導入による光合成活性の回復による選抜をおこなった。その後、12クローンについてコロニーPCRをおこなった結果、どのクローンもホモプラズミックではなかった。しかしながら、5クローンにおいてADSの導入が確認され、さらに、ADS導入確認株5クローンのうち3クローンについてFPPSの導入も確認できた。

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公開日: 2014-07-16  

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