研究課題/領域番号 |
12002011
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
西本 毅治 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (10037426)
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研究分担者 |
沖 昌也 九州大学, 大学院・医学研究院, 特別研究員(PD)
西谷 秀男 九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (40253455)
西嶋 仁 九州大学, 大学院・医学研究院, 特別研究員(PD)
関口 猛 九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (60187846)
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キーワード | RCC1 / Ran / Cell Cycle / MOG1 / RanBPM / Gtr1p / Gtr2p / RagA,B,C,D / DBX |
研究概要 |
(1)RCC1とクロマチンとの結合に関与する蛋白質の同定。 (1)クロマチン蛋白質複合体を分離し、RNA helicase AがRCC1と複合体を形成していることが判明。RCC1のGDP/GTP交換活性とRNA helicaseAのヘリケース活性との間になんらかの機能的相関がある。(2)RCC1を用いたTwo-Hybrid法でヒトcDNAを検索したが新たな蛋白質は同定できなかった。(2)Ran機能の解明。(1)核細胞質間物質輸送:MOG1遺伝子の欠損を抑圧する遺伝子として脂質合成において重要な機能を持つOP13が同定された。Op13pは核膜に高濃度に存在する。(2)微小管形成:RanBPM cDNAの全長をクローニングした。新たに作成した抗RanBPM抗体はセントロソームを染めず、RanBPMと微小管形成の相関は疑わしくなった。(3)リボソームRNA代謝:出芽酵母dis3変異株とgis1変異株を比較してRanがリボソームRNA代謝に関与していることがほぼ確立した。(3)出芽酵母Ran相同体GSP1の温度感受性変異株の解析により新たなRan機能が示唆されている。(4)Gtr1p/Gtr2pサイクルのヒト相同体であるRagA,B,C,Dの解析を行った。RagA-GTPと特異的に結合する蛋白質が同定された。(5)温度感受性変異を持つマウスの作成。DBX(Dead Box X isoform,helicase like protein2)をコードするcDNAが新たに分離したBHK21株温度感受性変異株ET24を相補する事が判明した。
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