研究課題/領域番号 |
12039102
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
梶 茂樹 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10134751)
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研究分担者 |
稗田 乃 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (90181057)
林 徹 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (20173015)
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キーワード | 危機言語 / 言語接触 / 多言語使用 / アジア・アフリカ / 国語 / 部族語 |
研究概要 |
本研究の目的は、「言語の消滅・維持の動態論的研究」のもとに組織された2つの計画研究(「危機言語の記述とその動態論的研究-特に共通語との関係で」代表:梶茂樹、「危機言語の記述とその動態論的研究-移民コミュニティにおける言語の変化-」代表:林徹)と、採択された公募研究(「言語崩壊時に生じる言語現象の動態的研究」代表:稗田乃)を合わせた全体の研究調整を行うことであった。 研究調整と同時に、「環太平洋の「消滅に瀕した言語」にかんする緊急調査研究」プロジェクト全体のホームページと連動する形でのウエッブ・サイト(B02班)の運営も大きな仕事の1つであった。 研究内容については、言語が消滅し、あるいは維持されていく様を、もともとの二(多)語状態、あるいは移民によって新たに作り出された二(多)言語状態のもとで観察するという、個別言語の動態論的研究事例を通して、理論的に考察した。 研究領域は、タンザニア、インドネシア、ドイツ、日本などであり、関与する言語の系統もタイプも異なったこれらの言語を含む総合的研究であった。
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