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2001 年度 実績報告書

外国語コミュニケーション能力の総合的な養成研究

研究課題

研究課題/領域番号 12040103
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

中川 聖一  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (20115893)

研究分担者 竹蓋 幸生  文京女子大学, 外国語学部, 教授 (40009030)
壇辻 正剛  京都大学, 総合メディアセンター, 教授 (10188469)
牧野 正三  東北大学, 大型計算機センター, 教授 (00089806)
キーワードCALL / 発音学習 / 学習者音声 / 日本語音声 / 英語音声 / 音声データベース
研究概要

英語教育・日本語教育のための音声データベースを作成する目的で本特定領域研究の研究項目A02の調整班の下にワーキンググループが昨年度から編成され、日本人の英語音声と留学生の日本語音声のデータベースの作成を行った。
音声データ収集機関は、計画班および公募班の研究機関とその他の音声を研究している機関に広く依頼し、19機関の協力を得た。
日本語音声データベースは(1)ATRの読み上げ文,(2)アジア圏を中心とする外国人学習者に難しいと言われている発音を含む語のミニマルペア108語の読み上げ,(3)(2)の語を含む文108文の読み上げ,(4)韻律評価のための会話文,の4部からなっている。今日の日本語音声教育ではこの種のものは非常に少なく、貴重なデータとなる。発話者男女145名分の音声データをファイル化し、CD-ROM(β版)を配布した。
英語音声データベースは(1)MOCHA-TINMITバランス文(460文),(2)発音困難な音素列が含まれた文(32文),(3)音韻学習に対する評価用文(100文),(4)音素バランス単語(300単語),(5)ミニマル単語対(300単語対),の5部からなっている。発話者男女200名分の音声データをファイル化し、CD-ROM(β版)を配布した。
次に、これらのデータにネイティブによる発音評価点を付ける手順やネイティブの音声データの収集に関して次年度の計画を練った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] N.Minematsu, S.Nakagawa, M.Dantsuji, S.Makino, et al.: "Development of English Speech Database Spoken by Japanese Learners"Preprint of the COCOSDA Workshop 2001. 76-81 (2001)

  • [文献書誌] 仁科喜久子, 吉村弓子, 峯松信明, 壇辻正剛, 中川聖一, 牧野正三, 他: "日本語音声教育のための音声データベース"電子情報通信学会情報・システムソサイエティ大会. SD-2-1. 297-298 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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