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2000 年度 実績報告書

素粒子の階層性

研究課題

研究課題/領域番号 12047217
研究機関京都大学

研究代表者

野尻 美保子  京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授 (30222201)

キーワード暗黒物質 / Q ball / MSSM / LHC / μ中間子異常磁気能率
研究概要

1)LHC(Large Hadron Collide)で暗黒物質となる可能性がある一番軽い超対称粒子(hSp;x)の性質を決定し、その宇宙での密度Ωxを決定できるかどうか調べた。その結果詳細な検討は必要であるがΩxを決定するのに十分な情報が得られる可能性を指摘した。
2)またμの異常磁気能率と暗黒物質の原子核との散乱確率FxNとの関係を議論した。超重力模型においては異常磁気能率の標準模型からのずれが決まることによって超重力模型ではσNxに制限がつくが、超対称性の破れたDtermから寄与がある場合には、この関係がくずれ、σNλが大きくなることが期待され、CDMSIIといったDark Matter detedctionn projectでも発見しうることを示した。
3)JSP dark Matterが構造形成でつごうのいいwarm dark matterになりふるかしらべた
4)MSSM(Minindl Supersymatric Standark Model)でよそうされるQ ballのきしょう崩壊の宇宙論的制限についてしらべた

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] M.Drees et al: "Direct Detection of Neutralino dark l-latice and the Anomalous Dipole Moment 18 the Moon"Physical Review D. (掲さい決定).

  • [文献書誌] J.Hisano et al: "Neutralino Warm Dark Matter"Physics Letter B. (掲さい決定).

  • [文献書誌] M.Drees et al: "Scrutinizing LSP dark Matter at the LHC"Physical Review D. 63. 035008 (2001)

  • [文献書誌] M.Nojiri et al: "Lepton energy Asymmetry and Precision SUSY study at Hadron Colliders"Physical Review D. 62. 075009 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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