研究分担者 |
栖原 利明 大阪大学, 工学研究科, 助教授 (90116054)
小山 二三夫 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (30178397)
國分 泰雄 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 教授 (60134839)
荒川 太郎 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (40293170)
菊池 和朗 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50134458)
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研究概要 |
本特定領域研究(A)では,光波長を広帯域に渡って切れ目無く,かつ高精度に制御する事によって,時間軸や空間座標軸上をも含めて情報伝送,処理,記録の大容量化,高密度化を実現する基盤技術の確立を目的としている.3年間の本格研究活動の初年度にあたる本年度は,まず全体会議を6月1日に開催して研究代表者間で情報と意見の交換を行い,今後の研究推進の方策および会合予定日などを決定した.以後,各研究項目毎に合計3回の公開研究会,および平成14年1月21日,22日に公開シンポジウムを開催して,各研究代表者の初年度の研究成果と今後の研究計画を広く情報公開するとともに,外部からの意見を積極的に求めた.World Wide Webのホームページについては,昨年度に開設し,本領域研究の内容を即時に広く公開できる体制を整えていたが,本年度はこのホームページにニュースレター(平成13年6月8日に第1号,8月1日に第2号,12月27日に第3号)を掲載して,より詳しい情報を公開している.また,昨年度の総括班活動において,各研究項目担当幹事および外部協力者数名からなる視察チームを構成して,各計画研究代表者の研究室を巡回して研究状況を把握し,情報交換と外部協力者による的確なアドバイスをお願いする活動を開始していたが,今年度も引き続いて公募研究も含めた各研究代表者の研究室視察を行い,計画研究代表者の研究室視察は今年度中にほぼ完了した.また,各研究チームの本年度の研究成果を4ページづつの報告にまとめて,本年度の研究成果報告書を3月末に発行する予定である.本年度後半には,総括班に追加交付された予算によって高速並列動作特性解析装置と高分解能の波長ドメイン・コンポーネントアナライザを導入し,総括班において管理して各研究代表者の共同利用に供する体制を整えた.
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