研究課題
当総括班は、特定領域研究「細胞周期制御」の計画・公募班の研究をより効率的に推進するために組織された。主たる活動は、領域全体の研究を見渡し、特に進展が期待される研究を促進するために、小機器類購入のサポートならびに意見・情報の交換を促進するための国際ワークショップと研究進捗報告全体会議の開催である。平成16年度は、第四班の班長である東京医科歯科大学・鍔田武志教授のオーガナイズにより、"Cell Death, Cell Cycling and Cell Senescence"のタイトルで平成16年11月17日〜19日までかずさアカデミアパークに於いて開催された。講演者には、細胞周期と細胞死の機構を研究している国際的にトッププラスの若手研究者を中心に、欧米から12名、国内から10名の研究者を招聘し、最新の研究成果を発表いただいた。当研究班員を含め全国から若手の研究者を中心に約100名の参加があり活発な討論がなされた。一方、特に研究班員のなかでの情報・意見の交換の場として重要な役割を果たしているのが、研究進捗報告全体会議である。平成16年9月14日〜17日の4日間を費やして、函館大沼セミナーハウスで行われた。計画・公募研究者を問わず、各自15-20分で約80名の発表が行われ、前年度に引き続き熱心な討論が繰り広げられた。なお、平成17年度の国際ワークショップは、第五班の班長である名古屋大学・西田育巧教授の担当で、"Cell Cycle and Development"というテーマで11月中旬に名古屋で開催の予定である。
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