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2000 年度 実績報告書

少子化および外国人労働をめぐる経済理論的・計量的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12123102
研究種目

特定領域研究(B)

研究機関一橋大学

研究代表者

麻生 良文  一橋大学, 経済研究所, 助教授 (70212511)

研究分担者 都留 康  一橋大学, 経済研究所, 教授 (00155441)
井口 泰  関西学院大学, 経済学部, 教授 (90278771)
阿藤 誠  国立社会保障・人口問題研究所, 所長
依光 正哲  一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (80017631)
樋口 美雄  慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20119001)
キーワード少子化 / 高齢化 / 外国人労働 / 移民 / 子育て費用 / 人口 / 女性労働
研究概要

少子化の影響およびその原因を探ることが本研究グループの課題であるが,それらは多方面に及ぶと考えられるので,経済学だけでなく人口学や社会学を用いた多面的なアプローチが必要である。さらに,現実の政策にも関わる問題だけに理論だけでなく数量的研究も必要である。こうした問題意識のもとで,グループ内でのサブ研究組織の立ち上げ,テーマの調整,関連資料の収集が行われ,予備的な分析へ着手している。
個々の研究テーマはおおよそ次の5点に集約される。(1)出生率低下に関する人口学的アプローチ,(2)出生率と育児の機会費用,女性の労働供給の関係,(3)外国人労働力移入の社会・経済的影響,(4)少子化と人的資本投資・雇用政策の関係(5)雇用やマクロ経済に与える影響,である。
資料の収集に関しては特に磁気媒体の統計資料の収集に力をいれた。また,インターネットを利用したアンケート調査の実施を来年度計画しており,そのための質問表の作成に取りかかっている。
なお,上記(3)の研究に関しては,海外での資料収集,ワークショップの開催,個票データを使用した計量分析への着手が行われ,外国人労働受け入れの効果を分析するためのシミュレーション・モデルの作成にも着手している。また,上記(5)の研究に関しても,世代重複モデルの作成,労働供給内生化モデルの作成など,予備的な分析に取りかかっている。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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