研究分担者 |
光武 進 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 助手 (10344475)
木原 章雄 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 助手 (50333620)
井ノ口 仁一 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 助教授 (70131810)
岡島 史和 群馬大学, 生態調節研究所, 教授 (30142748)
矢冨 裕 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (60200523)
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研究概要 |
スフィンゴ脂質のシグナル機構や受容体の研究で以下にあげる大きな成果があった。(1)Edg-6の細胞運動における役割とcdc42を介したそのシグナル伝達機構を明らかにした(Gene Cells, 2003)。(4)マスト細胞で抗原刺激での顆粒球放出にセラミドキナーゼが関与していることを明らかにした(JBC, in press)。(3)酵母細胞の新規のIPCマンノース転移酵素をクローニングし、酵母マイクロドメイン研究の足がかりを得ることができた(JBC, 2003)。(4)スフィンゴシンキナーゼ1の核外移行シグナルを同定し、その細胞局在の機構を明らかにした(BBRC, 2003).スフィンゴシンキナーゼ1とPECAM-1との相互作用野存在を初めて明らかにした(BBA, 2004)。その他にも、まだ未発表ではあるが、EDG-6とS1Pの結合機構を分子モデルを使って示し(JBC、投稿中)、また、酵母スフィンゴシンキナーゼのパルミテーションによる膜結合機構を明らかにする(EMBO J.投稿中)などの成果をあげている。
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