研究分担者 |
木原 章雄 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 助教授 (50333620)
光武 進 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 助手 (10344475)
矢冨 裕 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60200523)
岡島 史和 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (30142748)
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研究概要 |
スフィンゴ脂質のシグナル機構や受容体の研究で五十嵐班はこの1年間で,48報の原著論文を発表するなど大きな成果を上げた。特に主立った成果として(1)ヒトスフィンゴ脂質C-4水酸化酵素hDES2を始めてクローニングした(FEBS Lett,2004) (2)マスト細胞で抗原刺激での顆粒球放出にセラミドキナーゼが関与していることを明らかにした(JBC,2004) (3)酵母細胞膜の非対称性維持機構の存在,特にスフィンゴ脂質とグリセロリン脂質のクロストーク機構の存在を初めて示した(MBC,2004) (4)哺乳類スフィンゴ脂質代謝のうちで最後まで残されていた3-ケトヒドロキシスフィンゴシン還元酵素(FTV-1)のクローニングに成功した(JBC,2004) (5)酵母細胞スフィンゴシンキナーゼのリン酸化機構とその分解における役割を明らかにした(JBC,2004) (6)日米共同研究でEDG-6とS1Pの結合機構を分子モデルを使って示した(BJ、2005) (7)スフィンゴシンキナーゼ2の特異的阻害剤を合成開発した(BMC,2005)などの成果をあげている。
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