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2002 年度 実績報告書

金属が関与するセンサーとスイッチのケミカルバイオロジー

研究課題

研究課題/領域番号 12147207
研究機関日本医科大学

研究代表者

西野 武士  日本医科大学, 医学部, 教授 (40094312)

研究分担者 石森 浩一郎  京都大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20192487)
齋藤 正男  東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (70302239)
石浜 明  (財)日本生物科学研究所, 主任研究員 (80019869)
岡本 研  日本医科大学, 医学部, 助手 (60267143)
岩崎 俊雄  日本医科大学, 医学部, 講師 (40277497)
キーワード金属タンパク質 / 金属リセプター / 情報伝達金属タンパク質 / 情報スウィチ蛋白質 / COセンサー / O_2センサー / NOセンサー / スーパーオキサイドセンサー
研究概要

計画班員の所属機関の移動や海外出張が重なり、第一回班会議を平成14年8月8日(午後1時より7時まで)に日本医科大学において、計画研究代表者(海外出張者の代理者1名を含む全員)および分担研究者の出席で予備全体会議を持った。それぞれの研究代表者の領域の申請書に記した計画をもとにそれまでの成果を詳細に報告し、長時間かけて討論を行った。今後の共同研究体制と取り組みについて討論した。
第2回公開シンポジウムは第75回生化学会大会直後(10月18日)にサテライトシンポジウム的に京都市で開催された。海外からの講演者は5名(招待者は3名、2名は別の用件で来日)国内招待者2名および計画班員4名を講演者として70名強の参加のもと開催された。レベルの高いシンポジウムであることが多くの海外参加者から述べられた。また生化学会のシンポジウムとして青野・岩井のオーガナイザーとしてシンポジウムが開催され190名の参加をもち盛会であった。本金属センサーの興味が広く広がりつつあることを示した。
14年度の成果発表のための全体会議は12月21日東京にて計画班員全員および三浦評価委員の参加のもと開催した。9月に中間ヒヤリングが行なわれ順調な進展が評価される一方、結晶構造解析の生物学的意義および金属蛋白質探索の意義の明確化を指摘された。それを踏まえ夫々新しい申請書に反映させると同時に12月の全体会議でその討論を行なった。また、後半の特定領域のより一層の進展にむけ、相互の班員の共同研究や相互交流につき意見の交換が行なわれた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] K.Akira, T.Atsuko, A.Wada, T.Nishino, A.Ishihama: "Systematic search for zinc-binding proteins in Esherichia coli"Eur. J. Biochm.. 269. 2403-2413 (2002)

  • [文献書誌] K.Okamoto, B.T.Eger, T.Nishino, S.Kondo.B.F.Pai, T.Nishino: "An Extremely Potent Inhibitor of Xanthine Oxidoreductase : Crystal Structure of the Enzyme-Inhibitor Complex and Mechanism of Inhibition"J. Biol. Chem.. 278. 1848-1855 (2003)

  • [文献書誌] Gonzalez, G., Dioum, E.M., Bertolucci, CM., Tomita, T.Ikeda-Saito, M., Cheesman, M.R., Watmough, N.J., Grilles-Gonzalez., M-A.: "Nature of the Displaceable Heme-Axial Residue in the EcDos Protein, a Heme-Based Sensor from Echerichia coli"Biochemistry. 41. 8414-8421 (2002)

  • [文献書誌] Tomita, T., Gonzalez, G., Chang, A.L., Ikeda-Saito, M., Gilles-Gonzalez, M.-A.: "A Comparative Resonance Raman Analysis of Heme-Binding PAS Domains : Heme Iron Coordination Structures of the BjFixL, AxPDEA1, EcDos, and MtDos Proteins"Biochemistry. 41. 4819-4826 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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