| 研究課題/領域番号 |
12301010
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(A)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
|
|---|
| 研究機関 | 札幌学院大学 |
|---|
研究代表者 |
内田 司 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (40142905)
|
|---|
| 研究分担者 |
湯本 誠 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (00240169)
新妻 二男 岩手大学, 教育学部, 助教授 (80125476)
酒井 恵真 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (80073493)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2000 – 2003
|
| キーワード | 地域的不均等発展 / 都市・農村関係 / 生活の公共性化 / 自然との共生 / 接続的再生産 / コヨ関係での相互援助 |
|---|
| 研究概要 |
本年度は、昨年度までの北海道、東北、そして沖縄の各地の地域社会再生にかかわる諸事例の調査研究と、本年度末まで続けられてきた、基礎的な資料収集、文献、データ収集とそれらに基づくデータベース作成作業をまとめ、整理する課題を中心として研究を進めてきた。文献収集に関しては昨年度までにほぼ終わり、今年度は、引き続き、北海道北東北のうち青森と岩手、そして沖縄県に関する統計資料に焦点をあてて、収集・整理・蓄積してきた。
具体的には第一に、研究分担者および研究協力者による各地の諸事例のレポート作成とスコットランドの研究協力者から寄稿してもらった論文の翻訳に取り組んだ。第二には、データの収集作業を進める一方、これまで収集してきたデータを分析するための資料として活用できるようなホームに加工し、報告書に記録として残しておくための各種の表を作る作業を進めてきた。そして、第三に、これまで公にしてきた成果を確認するとともに、その後獲得してきた今回の共同研究の成果を今度どのような形で公表していくのかの計画を話し合い、決定するための研究会をもった。その中でとりあえず、今回の共同研究の報告書をどのような形と内容にするかについて話し合い、報告書を作成する作業を行った。
ただ、時間的な関係もあり、とくに各地の地域再生の諸事例については、さらに補足調査やより立ち入った分析の必要があり、その成果を報告書に十分反映することができなかった各地の現在の地域社会の変動動向を分析することにとどまってしまっている。今後、継続して研究を進め、その成果については、出版の形で公にする計画となっている。
|
