研究課題/領域番号 |
12301012
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
細井 洋子 東洋大学, 社会学部, 教授 (80073633)
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研究分担者 |
小宮 信夫 立正大学, 文学部, 助教授 (60339603)
樫村 志郎 神戸大学, 法学部, 教授 (40114433)
西村 春夫 国土舘大学, 法学部, 教授 (60228228)
富田 信穂 常磐大学, 人間科学部, 教授 (60105062)
諸沢 英道 常磐大学, 人間科学部, 教授 (10105059)
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キーワード | 関係修復司法 / 被害者 / 加害者 / 地域社会(コミュニテイ) / 対話(ダイアローグ) / 和解 / 調停 / 懲罰的司法 |
研究概要 |
今年度は以下の活動を行った。 1.昨年実施した日豪の一般住民調査の結果について、分析をおこなった。 2.日豪の一般住民調査をベースにして、さらに受刑者調査、実務家調査、被害者調査のための調査項目を検討した。 3.細井と西村が、アメリカ合衆国のミネソタで開催されたReal Justiceの第4回会議に出席したほか、ポートランドにおいて実施されている種々のプログラムを視察した。 4.研究協力者の小長井はノールウェイに、矢野はスウェーデンに、それぞれの国で実施されているプログラムを視察した。 5.研究分担者の津富は、南アフリカに赴き、そこで実施されているプログラムを視察した。 6.オーストラリアの研究協力者J.Braithwaite教授を招聘し、日本の実情について意見交換をした。 7.日本の刑事司法機関の各所(保護観察所・家庭裁判所)で試験的に実施された被害者と加害少年、家族の対話の状況について事例研究を行った。 8.民間の機関(少年の対話の会および和解仲裁センター)で実施された具体的な事件について、事例報告をおこなった。
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