研究課題/領域番号 |
12304038
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 筑波大学 (2001-2002) 新潟大学 (2000) |
研究代表者 |
赤阪 健 筑波大学, 化学系, 教授 (60089810)
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研究分担者 |
永瀬 茂 分子科学研究所, 理論化学分野, 教授 (30134901)
若原 孝次 筑波大学, 化学系, 講師 (40303177)
佐藤 総一 筑波大学, 化学系, 講師 (90280908)
岡村 睦雄 新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (30215503)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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キーワード | ポリシラン / フラーレン / 金属内包フラーレン |
研究概要 |
光ビスシリル化反応により、ケイ素化フラーレンの創製を試みた。さらに、ポリシラン自身の光分解によるシリルラジカルを、フラーレンで捕捉する可能性を検討した。即ち、ジシランへのフラーレンの挿入反応の拡張を試み、ポリシランの主鎖へのフラーレンの取り込みに成功した。また、これまでに合成したケイ素化フラーレン、ケイ素化金属内包フラーレン等の物性を明らかにし、新たな機能性材料への応用を目指した。 概設設備でフラーレン誘導体生成物の単離同定、構造決定は行えるので、研究経費は器具類、試薬等の消耗品や若干の小型設備の購入にあてた。大型設備費としてMALDI-TOF型質量分析計及び紫外可視近赤外分光光度計を購入し、測定実験、試料合成の大幅な効率化を図った。 平成14年に米国フィラデルフィアで開催された米国電気化学会フラーレンシンポジウムで研究成果発表を行った。
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