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2001 年度 実績報告書

わが国と諸外国における理科授業のビデオ分析とその教師教育への活用効果の研究:IEA/TIMSS―R授業ビデオ研究との協調

研究課題

研究課題/領域番号 12308007
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

小倉 康  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (50224192)

研究分担者 鳩貝 太郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
三宅 征夫  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 部長 (50000071)
松原 静郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (50132692)
下野 洋  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 次長 (30142631)
猿田 祐嗣  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
キーワード授業研究 / 授業ビデオ / 教授法 / 教師教育 / IEA / TIMSS-R / ビデオスタディ / 授業実践
研究概要

1.わが国の授業ビデオの分析(第二段階)
(1)「理科授業ビデオ分析法」と,前年度に行った95時間の授業ビデオの評価結果をまとめ,報告書『授業ビデオ研究-理科授業評価(I〜IV)-』を刊行した。そして,第一段階の授業評価結果を,95人の授業者と74人の評価者に還元し,評価結果や分析手法の有効性や問題点を明らかにするためのアンケート調査を実施した。
(2)授業を収録した95校と授業者に,授業ビデオの公開使用の承諾を依頼し,限定的な使用条件範囲において約半数からの承諾を得た。そして,第一段階の評価結果と公開使用承諾結果から,第二段階分析の第一次候補4時間と第二次候補4時間とその分析担当者を決定し,分析を開始した。
2.授業内容と分析結果のデータベース化(第二段階)
前年度に開発した理科授業ビデオと第一段階の分析結果のデータベースを元に,第二段階として,マルチメディア上で授業ビデオと分析結果をリンクさせるプログラムを開発した。これによって,インターネット上で,授業ビデオと評価情報をリアルタイムに配信することを可能とした。
3.海外の理科授業の特徴
TIMSS-R Video Studyによって,米国,オーストラリア,オランダ,チェコ共和国の4カ国で収録された理科授業ビデオから無作為抽出した各国10時間分のサブサンプルについて,わが国の評価者(理科教師)によって,わが国の理科授業ビデオの分析で用いたと同じ手法を用いて分析を開始した。
4.わが国の理科授業の海外での評価
基盤研究(B)(2)「わが国の理科授業の国際的位置づけに関する研究」(研究代表者:松原静郎,課題番号:国11694044)との連携によって,米国,オーストラリア,オランダ,チニコ共和国の4カ国の協力者と,わが国の典型的で高く評価されている理科授業が、理科教育者にどう評価されるかに関する研究を開始した。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2012-10-31  

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