研究課題/領域番号 |
12308007
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
小倉 康 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (50224192)
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研究分担者 |
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
三宅 征夫 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 部長 (50000071)
松原 静郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (50132692)
下野 洋 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 次長 (30142631)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
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キーワード | 授業研究 / 授業ビデオ / 教授法 / 教師教育 / IEA / TIMSS-R / ビデオスタディ / 授業実践 |
研究概要 |
(1)わが国の授業ビデオの分析-授業者インタビュー 前年度の分析結果に基づいて、第二次分析の対象授業ビデオを新たに4本選び合計8本とした。すべての授業ビデオの授業者に、学校訪問の上、インタビュー調査を行った。これによって、授業ビデオに現れていない背景的な情報や研修の歴史など、直接インタビューすることでさらなる補完的なデータを得ることができた。 (2)わが国の授業ビデオの分析-評価者カンファレンス 第二次分析の8本すべての授業について、それぞれ第一次分析に参加した授業評価者(理科教師)によるグループ討論を実施した。当該授業に関わるすべてのデータをレビューし、改めて授業の評価と改善点について議論した。 (3)理科授業CD-ROMの開発 第二次分析の8本すべての授業について、授業ビデオを含めるすべての研究情報をCD-ROM化し、平成15年度に教師教育への実践的活用研究を行えるようにした。最終的にこのCD-ROMは公開使用を目指すものである。 (4)理科授業ビデオの教師教育への活用法とその効果の研究 前年度に試験的に開発した4本の理科授業ビデオのCD-ROMを、大学における教員養成,及び、都道府県の教育センター等での教員研修場面で試用し,活用形態や効果、改善点などのデータを収集した。 (5)海外の授業ビデオの分析 米国を含む海外4カ国での理科授業ビデオを,わが国の理科授業ビデオを分析したのと同じ方法で分析し,評価結果を集約した。この結果は平成15年度に予定されるTIMSS-R理科授業ビデオ研究の国際発表時に合わせて公開を予定している。
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