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2001 年度 実績報告書

年少者日本語教育における学習環境と言語習得の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12308010
研究機関独立行政法人国立国語研究所

研究代表者

石井 恵理子  独立行政法人国立国語研究所, 日本語教育部門・第一領域, 第一領域長 (90212810)

研究分担者 岡崎 敏雄  筑波大学, 文芸言語学系, 教授 (00194340)
西原 鈴子  東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (60189298)
柳沢 好昭  独立行政法人国立国語研究所, 日本語教育部門・第二領域, 第二領域長 (80249911)
當眞 千賀子  独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門・第二領域, 研究員 (60311148)
佐藤 郡衛  東京学芸大学, 海外子女教育センター, 教授 (20205909)
キーワード外国人児童生徒 / 意識調査 / 言語習得 / 母語保持 / 学習環境 / 教室内インタラクション
研究概要

本年度は,以下のことを行った。
(1)社会的学習環境調査
米国および韓国における日本語教育カリキュラム,教材,教員養成のシステム等について情報および資料の収集を行った。
(2)年少者の言語意識調査
国内のポルトガルを母語とするブラジル人中学生を対象に言語学習に関する意識調査をアンケートによって実施するため,調査票案(ポルトガル語版,日本語版)を作成し,パイロット調査を実施,40名分のデータを収集した。調査結果を基に,調査項目と,日本語版の各質問の表現,項目の配列等について検討・修正中。
【調査票の質問項目】日本語および母語能力,言語および教科学習に関する自己評価,自己アイデンティティ,自己の将来に対する意識,本人の属性,使用言語,学習状況
(3)教室内インタラクシヨンの調査
国内外の多様なタイプの教室の授業録画資料をもとに,教室内インタラクションの特徴を捉えるための観点抽出のための検討を行った。
(4)国際研究集会の開催,発表
・「多言語環境にある子どもの言語能力の評価」(国立国語研究所短期研修会,2001.7.7)における発表(中島和子,岡崎敏雄)
・第1回北米継承語教育学会(New York,2001.8.29-30)における発表(石井恵理子,中島和子)
・国際研究集会「イマージョン教育の理論と実際」の開催(2002.2.25.)
教室内インタラクションの分析の観点および分析方法,およびイマージョンタイプの教室における教師と学習者間でのインタラクションと言語習得に関する討議を行った。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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