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2003 年度 実績報告書

年少者日本語教育における学習環境と言語習得の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12308010
研究機関独立行政法人国立国語研究所

研究代表者

石井 恵理子  独立行政法人国立国語研究所, 日本語教育部門第一領域, 領域長 (90212810)

研究分担者 岡崎 敏雄  筑波大学, 文芸言語学系, 教授 (00194340)
西原 鈴子  東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (60189298)
柳澤 好昭  独立行政法人国立国語研究所, 日本語教育部門第二領域, 領域長 (80249911)
當眞 千賀子  独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門第二領域, 研究員 (60311148)
中島 和子  名古屋外国語大学, 留学生センター, センター長 (70351161)
キーワード外国人児童生徒 / 学習環境 / 言語習得 / 母後保持 / 教室内インタラクション / 会話能力
研究概要

本年度は以下のことを行った。
(1)年少者の言語意識調査
東京都内の外国人生徒も在籍する中学校の一つのクラスを対象に収集した学級通信その他配布物等の多様な資料と,参与観察のデータについて,生徒の言語による社会化の過程に焦点をあてた分析を進めた。
(2)教室内インタラクションの調査
英国の中等教育における日本語教育に関する映像資料を入手し,国内外の多様なタイプの教室との違いについて比較検討を行った。
(3)子どもの言語習得に関するデータの整備と分析
既に蓄積されている,国内在住の中国語を母語とする(もしくは,家庭において中国語を背景を有する)児童生徒の会話能力テスト(OBC)の中国語会話データ(音声データ)の文字化を完了した。
ポルトガル語を母語とする児童生徒の会話力と父母の
(4)第1回「母語・継承語教育を考える会」を2003年8月9日(会場:国立国語研究所)開催し,3件の研究発表を行った。
(5)年少者日本語教育に関連する各領域(年少者を対象とした日本語教育,第二言語習得研究,バイリンガル教育,外国語教育等)の文献情報を収集し,文献リストを更新した。
(6)これまでに収集したデータの分析をもとに,成果報告書作成に向けて成果の取りまとめ作業を進めた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 中島 和子: "継承日本語学習者の漢字習得と国語教科書"桜美林シナジー(桜美林大学院国際学研究科). 第1号. 1-22 (2003)

  • [文献書誌] 中島 和子: "JHLの枠組みと課題-JSL/JFLとどう違うか"母語・継承語・バイリンガル教育研究会(母語・継承語・バイリンガル教育研究会). プレ創刊号. 2-11 (2003)

  • [文献書誌] 中島 和子: "ことばの習得と後退の狭間で"Friendsだより(フレンズ帰国生母の会). No.40. 5-7 (2003)

  • [文献書誌] 石井 恵理子: "多言語環境下の子どもに対する学習支援"平成15年度国立国語研究所日本語教育短期研修(第一回)(8/7). (口頭発表). (2003)

  • [文献書誌] 中島 和子: "なぜ、母語教育・継承語・トライリンガル教育なのか"ACTFL2003パネル『New Movement of Japanese Language Education as a Heritage Language in New York』(11/23). (口頭発表). (2003)

  • [文献書誌] 中島 和子: "第二言語としての日本語の獲得と母語の後退-新来ブラジル人小中学生のバイリンガル調査より-"第二言語習得研究. (印刷中).

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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