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2000 年度 実績報告書

「変革期における《ライフロング・ラーニング》の社会的意味と社会的役割-その重層的構造の解明と地域社会における教育改革の具体化に向けて-」

研究課題

研究課題/領域番号 12351001
研究機関北海道大学

研究代表者

小林 甫  北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (90002146)

研究分担者 松岡 昌則  秋田大学, 教育文化学部, 教授 (70111242)
木村 純  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (90153212)
町井 輝久  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60091500)
山田 礼子  同志社大学, 文学部, 助教授 (90288986)
白樫 久  岐阜大学, 地域科学部, 教授 (80003193)
キーワード生涯学習 / 高等教育 / 地域と大学 / 遠隔教育 / エクステンションスクール / 継続教育 / 高齢化社会
研究概要

本年度は2つの分析課題を追究した。第1は「国民の『生涯学習要求』の構造把握と基盤分析に関する実証研究」、第2は「大学の自己改革と生涯教育参画の相互規定的関係に関する実証研究」である。6月下旬に札幌において研究会の打合会を開催し、問題意識の一層の共有化を図ったが、課題2に関しては11月中旬に関西地域でさらなる中間検討を行っている。課題1に関わる農村地域調査では、《高齢化》と《少子化》に焦点を当て、北海道別海町、秋田県藤里町、岐阜県郡上八幡町、鹿児島県和泊町(沖永良部島)などで、地域社会学的・地域経済学的な調査を開始した。都市部では北海道札幌市において高齢者の地域生活、子育てサークルの社会関係についての調査を行った。また、長崎県において中核都市(長崎市)と周辺町村の間で、さらに岐阜市近郊の平田町において、学習ニーズに関する聞き取りを行った。課題2では、高齢化社会における大学教育、とくに成人教育のあり方を念頭に、フランスのパリ、ナント、アメリカのシカゴ、タイのイサーン地方において比較社会学的な調査を開始した。同時に、「高等教育と生涯学習」という始められたばかりの研究の分析枠組みを求めて、研究科以内の意見交換を重ねてきた。私たちの一つの着眼は、「ライフロング・ラーナーズ」への注目であり、個々の大学の卒業生に対する調査の重要性である。[各人の受けた大学教育→社会人としての位座と生涯学習→今の大学への要請]を把握することにより、〈アカウンタビリティ〉という概念の内実を経験的に掘り下げることが可能となると思われるからである。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 小林甫: "Lifelong Learning and Reform of Knowledge"「生涯学習研究年報」北海道大学生涯学習計画研究部. 第8号. 217-271 (2001)

  • [文献書誌] 山崎ゆき子: "アンドレ・マルローの文化政策"「生涯学習研究年報」北海道大学生涯学習計画研究部. 第8号. 16-30 (2001)

  • [文献書誌] 山田礼子: "アメリカの生涯学習"「生涯学習研究年報」北海道大学生涯学習計画研究部. 第8号. 8-15 (2001)

  • [文献書誌] 笹井宏益: "モンゴルの高等教育と生涯学習"「生涯学習研究年報」北海道大学生涯学習計画研究部. 第8号. 31-37 (2001)

  • [文献書誌] 木村純: "地域の生涯学習における大学と自治体の連携-士幌町生涯学習講座を事例に-"「生涯学習研究年報」北海道大学生涯学習計画研究部. 第8号. 75-98 (2001)

  • [文献書誌] 竹内新也: ""Learning" city or region(学習都市/地域)の概念についての一考察"「生涯学習研究年報」北海道大学生涯学習計画研究部. 第8号. 1-7 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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