研究課題/領域番号 |
12355021
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高田 邦道 日本大学, 理工学部, 教授 (70059715)
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研究分担者 |
橋本 雅隆 横浜商科大学, 商学部, 教授 (30218424)
塚口 博司 立命館大学, 理工学部, 教授 (80127258)
苦瀬 博仁 東京商船大学, 商船学部, 教授 (10186398)
小早川 悟 日本大学, 理工学部, 助手 (70277383)
黒後 久光 日本信号株式会社, 交通情報システム推進部, ITS担当係長(研究職)
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キーワード | 社会実験 / 端末物流システム / ポケットローディングシステム |
研究概要 |
本年度の研究概要は、東京都練馬区江古田地区において、昨年度まで実施してきたポケット・ローディング・システムを用いた「貨物車専用荷さばき駐車場」社会実験により得られたデータの解析とその他の補足調査を実施し、その結果から路上駐車対策と道路空間の有効利用の考え方を3年間の研究成果として取りまとめるべく進めてきた。 社会実験中のポケット・ローディング・システムの利用状況は、昨年度から解析を行ってきているが、これに加えて、トラックドライバーと配送管理者に対して実施した路外荷さばき施設に関するアンケートの解析を行った。さらに、社会実験対象地区における商店街のアンケートを実施し、社会実験の認知度および荷さばきに関する意識調査を行った。社会実験中のポケット・ローディングの利用状況は、カード保有の会員利用が34台で、カード無しの一般利用が1309台であった。また、ポケット・ローディング・システムを利用したいと考えているドライバーは82%、管理者は92%とその需要は高い。しかし、今回の社会実験の認知度は、商店街の店舗の47%と約半数であったが、商店街のポケット・ローディングの利用率はわずか3%であった。 さらに、これらの結果に練馬区石神井と台東区台東で設置されているポケット・ローディングの利用状況のデータの解析を加えて、用地管理、道路管理、交通管理、運輸管理の視点を含めた地区交通対策の方策を検討している。
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