研究概要 |
ETS-IVに搭載したPPTを原型とした小型衛星搭載用テフロンPPTの性能評価(推力,比推力等)および10万ショットを越す繰り返し作動実験を行った結果,以下の事柄の性能に対する影響が明らかになった. 1.電極形状(長さ,幅,縦横比),電極材質 2.推進剤テフロンの形状(長さ,幅,面積,縦横比),表面状態, 3.イグナイタ形状(インシュレータ形状,イグナイタ電極形状,インシュレータ/イグナイタ材質) 4.投入エネルギ(キャパシタ容量,充電電圧) 5.エネルギ密度(テフロン昇華面単位面積あたりの投入エネルギ) また,小型衛星搭載用電気推進システムとして,以下の開発・試作・評価を行った. 6.小型軽量キャパシタの開発 7.小型軽量電源の研究開発 8.上記キャパシタ,電源とスラスタヘッドの組み合わせによるBBMの試作評価 今後の小型電気推進システムを念頭にした下記のパルス型プラズマスラスタの研究に着手した. 9.テフロン以外の固体推進剤PPTの実験評価 10.液体推進剤PPTの試作評価 11.気体推進剤PPTの設計検討
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