研究分担者 |
仲岡 雅裕 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (90260520)
平 朝彦 海洋科学技術センター, 深海地球ドリリング計画推進本部, 部長(研究職) (50112272)
杉本 隆成 東京大学, 海洋研究所, 教授 (40004428)
立川 賢一 東京大学, 海洋研究所, 助手 (20013584)
|
研究概要 |
底深により変化させるマルチビームソナーの発信音波強度と受信音波のゲインを奉準化し,海底の底質判別のためのプログラムを開発した.その結果,ソフト的な処理を施すことで,どのような深度にある底質でも基準化した値で底質に依存する反射強度を得られることが可能であることが明らかになった.そこで,基準化された底質の反射強度のデータベースを作成することを主たる目標に本年度の研究開発を行なった.さらに,すでに取得された底質判別用の資料をもとに海底底質判別処理用ソフトの改良を行った.それらの改良された音響による海底表層の生物・環境3次元マッピングシステムを用いて海底データをマッピングするとともに,それらのデータを地理情報システム上に移植し,マッピングするシステムの構築を行った. 国際的な学会での研究結果の発表については,2002年6月にフランスのモンペリエで開催された第6回ICES Symposium on Acoustics in Fisheries and Aquatic Ecologyにおいて,2002年7月10日に東京の国連大学におけるUNU-ORI-Iwate Symposium on Marine ecology and environmentにおいて,2002年9月10日-6日に英国のBrighton市,The University of SussexにおけるSecond International Symposium on GIS/Spatial Analyses in Fishery and Aquatic Sciencesにおいて口頭発表を行なった.
|