研究課題/領域番号 |
12371001
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
宮本 律子 秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (30200215)
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研究分担者 |
戸田 真紀子 天理大学, 国際文化学部, 助教授 (40248183)
楠瀬 佳子 京都精華大学, 人文学部, 教授 (00200204)
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キーワード | 開発 / 言語選択 / 女性 / アフリカ / 言語政策 |
研究概要 |
平成12年度は初年度であったので、海外共同研究者と綿密な連絡をとり合い、情報交換をし、全体の研究方法について協議することにフォーカスをおいた。特に開発に関するセンシティブな話題になった時にでも必要な情報交換が出来るような人間関係を築くことに留意した。代表者の宮本は、国内においてはアフリカに関するジェンダー研究の文献研究を行い、海外においてはケニア、ウガンダ、タンザニア、南アフリカ、ナミビアを訪れ、研究協力者との直接の協議を行った。特にケニアにおける聞取り調査のための準備に時間を割いた。分担者の楠瀬は、南アフリカ、ジンバブエを訪れ、言語政策と女性の開発プログラムにおける地位についてケープタウン大学、研究会などに参加して、文献資料の収集、様々な情報収集にあたった。戸田は、ウガンダとケニアにおいて、現地で女子教育にあたっているNGOの活動地において聞き取り調査を行った。協力者である小森淳子は、タンザニアに調査に入り、言語選択の実態を調べ、米田信子はナミビア及びジンバブエにおいて教育省、開発省等を訪れて言語政策とその実施状況を調査した。全体として初年度の目標は達成した。
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