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2001 年度 実績報告書

新生殖医療技術に関する社会・文化的対応の国際比較

研究課題

研究課題/領域番号 12371007
研究機関成城大学

研究代表者

上杉 富之  成城大学, 文芸学部, 助教授 (00250019)

研究分担者 中山 まき子  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90253236)
家永 登  専修大学, 法学部, 助教授 (30265706)
清水 昭俊  一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (30009758)
出口 顕  島根大学, 法文学部, 教授 (20172116)
石原 理  埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (70176212)
キーワード新生殖医療 / 社会・文化的対応 / 国際比較 / マスメディア / 法制化 / 不妊治療
研究概要

本研究は、新生殖医療に関する社会・文化的対応の国際比較を目的とし、平成12〜14年度の3年計画で本平成12年度より開始された。第二年度の平成13年度は、当初の研究計画に基づいて、研究分担者が各々の調査対象国において下記のような現地調査を行い、新生殖医療の開発、導入、受容(あるいは排除)の歴史と現状等の基礎的資料を収集した。と同時に、それに対するマスメディア等の文化的な対応と法制化等の社会的な対応の概略を把握した。
上杉富之:シンガポールにおける新生殖医療の実態調査(本調査)
清水昭俊:ミクロネシア及びハワイにおける生殖観と避妊の実態調査(本調査)
家永登:日本および韓国における生殖医療の発達と法制史(本調査)
中山まき子:日本における生殖医療管理システムの実態調査(本調査)
石原理:イギリスにおける生殖医療管理システムの実態調査(本調査)
出口顕:イギリス及びスウェーデンにおける新生殖医療(不妊治療)の実態調査(本調査)
鈴木七美:スイスとフランスにおける新生殖医療の実態調査(本調査)
柘植あづみ:カナダにおける新生殖医療の実態調査(本調査)
宇田川妙子:イタリアとヴァチカン市国における新生殖医療の実態調査(本調査)
岡田浩樹:韓国における新生殖医療の実態調査(本調査)
上記調査研究において、各研究分担者は現地の大学や病院、研究所等を訪問して新生殖医療に関する基礎的情報を得た。また、大学、研究所図書館のほか公文書館において、新生殖医療に関する新聞・雑誌記事、法制化をめぐる各種の政府刊行物等の資料の収集を行った。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 上杉富之: "新生殖技術時代の人類学-親族研究の転換と新たな展開"民族学研究. 66巻4号. 389-413 (2002)

  • [文献書誌] 出口 顕: "臓器移植・贈与理論・自己自身にとって他者化する自己"民族学研究. 66巻4号. (2002)

  • [文献書誌] Nakayama Makiko: "Gender Relations in Reproductive Health Policy : Example from Maternal and Child Health Care Centers in Japan"鳴門教育大学研究紀要. 第16巻. 41-47 (2001)

  • [文献書誌] 中山まき子: "ジェンダーの視点からみた周産期の環境"周産期医学. 31巻6号. 729-733 (2001)

  • [文献書誌] 柘植あづみ: "生殖医療における医師の論理と患者の論理"産婦人科の世界. 54巻1号. 29-36 (2002)

  • [文献書誌] 柘植あづみ: "先端技術が『受容』されるとき"現代思想. 30巻2号. 76-89 (2002)

  • [文献書誌] 出口 顕: "臓器は「商品」か-移植される心"講談社. 207 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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