研究課題/領域番号 |
12372001
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
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研究分担者 |
高原 明生 立教大学, 法学部, 教授 (80240993)
国分 良成 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (20146567)
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キーワード | 中国 / 社会団体 / 利益団体 / 市民社会 / 比較政治 / 利益集団 / NPO / NGO |
研究概要 |
平成13年度の基本的重要事項は、中国側(北京大学政治学系)と綿密に打ち合わせ討議を行い、昨年度の予備調査の経験に基づき、2地域で本調査を行うことであった。 具体的実績は以下のとおり。 (1)調査対象(北京特別市、セッ江省)、実施地域の予備的検討(各特性を有した調査可能な地区)を行った。 (2)地方政府資料、団体名簿、電話帳など母集団データベースの収集と母集団情報の体系的な分析を行い、最終的に具体的な母集団データを確定した。 (3)各地域別の調査票(中国語)を完成させ、郵送調査にあたる調査員を選定し、教育を施した。 (4)各地域の本調査を郵送調査によって実施した(調査票の発送数:北京特別市 1251、セッ江省5075)。さらに督促状を送り、調査票の回収に努めた。 (5)2002年2月末回収状況は以下のとおり。北京特別市 294、32.1%、セッ江省 1419、28.9%。さらに督促に努め、回収率を向上させる予定である。 (6)中国側とデータ入力方法について協議し、そのマニュアルを作成した。 (7)比較分析:日韓米独の団体基礎構造と中国のそれとの基本的な比較を行い、今後の分析に備えた。 (8)中国に先行して行われた日韓米独の団体基礎構造調査、特に現代日本について研究成果を公刊した。
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