研究課題/領域番号 |
12374001
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
柳澤 要 千葉大学, 工学部, 助教授 (20311615)
|
研究分担者 |
鈴木 賢一 名古屋市立大学, 芸術工学部, 助教授 (00242842)
上野 淳 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70117696)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2003
|
キーワード | 施設の運営形態・システム / 地域社会との関連 / 施設の平面計画・空間構成 / 校舎のデザイン / 授業・学習形態 / 児童・生徒の行動特性 / ヨーロッパの学校建築 |
研究概要 |
平成12年度はデンマーク、ドイツ、オランダの3カ国において、平成13年度はイギリス、オランダ、イタリアの3カ国において、平成14年度はスウェーデン、フィンランド、フランスの3カ国において、それぞれ調査を実施した。また平成15年度は前年度までの調査のまとめおよび比較分析を行い、その成果を国際学会等で報告した。具体的な調査内容としては、施設の運営形態・システム、地域社会との関連、周辺環境、施設の平面計画・空間構成上の特色、校舎等のデザイン上の特色、授業・学習形態、教室内家具レイアウト、児童・生徒の行動特性などで、特に運営・教育上の特色を平面計画及び教室やユニット計画またそれぞれの空間・場との関連で総合的に分析・考察した。また考察に際しては、国内外を問わず学校改革の大きなテーマとされいる以下の視点を中心としている。 ・教育の個性化・多様化とそれに応じた学習・生活スペースの展開・構成 ・教育のIT化にともなう教育・施設の対応 ・生活の場としてみた学校施設のデザインと空間・場の工夫 ・学校施設のコミュニティとの関わりと施設・運営面での工夫 なお調査研究成果は、国内では平成13年度から平成15年度までの日本建築学会大会で8S編、また海外では平成15年度にCEFPI(国際教育施設プランナー)国際会議にて発表を行い、実務者や研究者との情報・意見交換を行った。
|