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2001 年度 実績報告書

高齢者のストレスと問題行動への心理学的援助の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12410042
研究機関広島国際大学

研究代表者

上里 一郎  広島国際大学, 人間環境学部, 教授 (50034559)

研究分担者 西村 良二  福岡大学, 医学部, 教授 (10122722)
山本 麻子  日本大学, 文理学部, 助教授 (70200780)
田中 秀樹  広島国際大学, 人間環境学部, 助教授 (30294482)
キーワード心理的ストレス / 回想法 / 睡眠障害
研究概要

1.中高年の心理的ストレスに関する研究
ストレスモデルを検証するために、中高年を対象に調査をおこない、日常のストレッサーをクラスター分析により、ストレッサーの少ない群、家族ストレッサーの多い群、仕事上のストレッサーが多い群に大別するとともに、ストレスマネジメントの基礎資料を得た。
2.高齢者に対する回想法の効用と限界の検討
軽度痴呆者に対して集団回想法を実施し、その効果を検討した。
その結果、(1)セッションを重ねることで自発性や開放性、相互交流に改善がみられる、(2)閉じこもり型パーソナリティは変化がみられない、(3)セラピストが参加しながら関与することは効果的である、などが明らかにされた。
3.高齢者の睡眠障害への介入研究
睡眠障害者(15名)に対して、昼寝と夕方の活動を指導することで、睡眠の質的改善を得るプログラムを開発した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐々木直美, 上里一郎: "特別養護老人ホームの軽度痴呆高齢者に対する集団回想法の試み"心理臨床学研究. (2002)

  • [文献書誌] 伊藤 拓, 上里一郎: "ネガティブなはんすう尺度の作成およびうつ状態との関連性の検討"カウンセリング研究. 34(1). 31-42 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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