研究概要 |
1.高知県の公立小・中・高校のPTA会長全員を対象とする「土佐の教育改革」に関するアンケート調査を実施した。回収数245,回収率51%であった。その結果,教育改善の可能性をもつとして土佐の教育改革を肯定的に評価している者71%,学校・家庭・地域の連携についても効果があらわれているとした者20%,今後効果があらわれると思うとした者49%と,肯定的に評価していること等,注目すべきデータを得ることができた。 2.長野県辰野高校の生徒の保護者全員を対象とするアンケート調査を実施した。送信封筒数626,返信封筒数248(39.6%),回答した父母は403人であった。その結果,辰野高校三者協議会について知っている者45%,辰高フォーラムについて知っている者27%と,自校の開かれた学校づくりの取り組みについて知らないでいる親が意外に多く,しかも学年により有意の差があることなど、注目すべきデータを得ることができた。 3.全国で初めての制度である高知県の地域教育指導主事(現・元)全員を対象とするアンケート調査を実施した。回収数72,回収率90%であった。その結果,およそ8割の者が本来の地域教育指導主事の職務以外の仕事にも従事していること等,注目すべきデータを得ることができた。
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