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2001 年度 実績報告書

荘園絵図史料のデジタル化と画像解析的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12410087
研究機関東京大学

研究代表者

黒田 日出男  東京大学, 史料編さん所, 教授 (90013284)

研究分担者 保立 道久  東京大学, 史料編さん所, 教授 (70092327)
加藤 友康  東京大学, 史料編さん所, 教授 (00114439)
石上 英一  東京大学, 史料編さん所, 教授 (40092134)
久留島 典子  東京大学, 史料編さん所, 教授 (70143534)
林 譲  東京大学, 史料編さん所, 教授 (00164971)
キーワード荘園絵図 / 絵図史料 / 画像データベース / 画像分析 / 日本関係絵図 / 日本荘園史 / 画像情報 / 模本
研究概要

まず最初に、「東京大学史料編纂所所蔵荘園絵図摸本」と「西岡虎之助蒐集絵図コレクション」について、その目録を完成させた。
次に、前者の全点を、4×5判カラーフイルムで撮影し、そのカラーフイルムを、tiff形式で保存すると共に、高精細画像閲覧ソフトを組み込んだ「東京大学史料編纂所所蔵荘園絵図摸本データベース」の構築のために、現在市販されている高精細画像閲覧ソフトウェアの比較検討を行ない、Rizardtech社の提供しているMrSIDが、2000年度の段階では最適であるとの判断を下した。その、結果、tiff形式で保存してある史料編纂所所蔵荘園絵図摸本のデータを、MrSIDファイルへ変換すると共に、MrSIDについても、所内LANでの利用については、回転・水平反転などの機能を強化した。また、その作業と並行して、(1)管理情報と整えると共に、(2)トレース図や(3)原本実測図の作成を行ない、(4)釈文情報と(5)画像情報を作り、(6)文献情報も用意して、「東京大学史料編纂所所蔵荘園絵図摸本データベース」の構築を行なった。
また、「備中国服部郷図」「下総国毛呂郷図」などについて、原本調査と現地調査を実施するなどして、新たな研究成果を得た。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 黒田 日出男: "称名寺絵図のアポリアとその解決 上"金沢文庫研究. 307号. 1-15 (2001)

  • [文献書誌] 黒田 日出男: "称名寺絵図とアポリアとその解決 下"金沢文庫研究. 308号. 1-17 (2002)

  • [文献書誌] 山口 英男: "古代荘園図に見る寺域の構成"古代. 110号. (2001)

  • [文献書誌] 黒田 日出男, 他2名: "地図と絵図の政治文化史"東京大学出版会. 456 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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