研究課題/領域番号 |
12410088
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
有光 友學 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (80018019)
|
研究分担者 |
鈴木 敦子 (宮島 敦子) 佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (80146109)
川岡 勉 愛媛大学, 教育学部, 助教授 (90186057)
秋山 伸隆 広島大学, 国際文化学部, 教授 (60142337)
綿貫 友子 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (40314447)
森田 恭二 帝塚山学院大学, 人間文化学部, 教授 (20230120)
|
キーワード | 戦国期 / 戦国大名 / 印章 / 印文 / 印判状 |
研究概要 |
4年間の研究期間の第1年度に当たり、研究内容、研究分担、情報の集積と交換等の方法について、分担者・協力者の間で打ち合わせを行い、それぞれ研究に着手した。まず、情報の交換と公開のために、代表者のもとで「戦国期印章研究会」の名でホームページを立ち上げた。ついで印章台帳・印章目録・印判状目録の形式を策定し、用紙を作成してそれぞれに送付した。代表者・分担者・協力者は各自役割分担に従って適宜調査、史料の収集を行い、印章台帳等の作成を行った。第1年度においては部分的な集約であるが、すでに30点近くの印章の情報が集まっている。 また、昨年暮れには第1回の研究会(於山口市)を行い、研究分担者・協力者によって次のような報告が行われ、研究課題の輪郭が明らかにされ、一定の研究の進展が見られた。 【研究代表者・分担者の報告】 有光友學 戦国期印章・印判状研究の紹介 綿貫友子 伊達氏印章・印判状研究の紹介 秋山伸隆 毛利領国における印章使用例について 市村高男 土佐戦国史研究の現状と課題 仁木宏 惣構論序説-戦国期都市論の一視角- 【研究協力者・補助者の報告】 阿部浩一 中近世移行期の蔵論をめぐって-近年の研究動向を手がかりに- 和田秀作 大内氏の印章について 千葉真由美 近世百姓印研究 さらに、研究会の折りに戦国大名大内氏の遺跡を見学し、また、山口市文書館において戦国期文書の調査を行い種々の知見を得た。
|