| 研究課題/領域番号 |
12410107
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| 研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
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研究代表者 |
藤尾 慎一郎 国立歴史民俗博物館, 考古研究部, 助教授 (30190010)
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| 研究分担者 |
永嶋 正春 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 助教授 (50164421)
設楽 博己 国立歴史民俗博物館, 考古研究部, 助教授 (70206093)
上野 祥史 国立歴史民俗博物館, 考古研究部, 助手 (90332121)
春成 秀樹 国立歴史民俗博物館, 考古研究部, 教授 (20032708)
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| キーワード | 原始絵画 / 旧石器時代 / 縄文時代 / 弥生時代 / 古墳時代 |
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| 研究概要 |
本研究は、旧石器時代から古墳時代にいたる日本のすべての絵画資料を集成し、公開し、学界および一般共有の学術資料とすることを目的としたものである。そのための作業として、日本全国の原始絵画のデータをカード化することがまず必要になる。研究分担者に地域を割り振って、古墳時代の絵画資料をカード化していただいた。その結果、今年度はおよそ300枚のカードを製作していただいた。また、補助業務として、考古学専攻学生による資料収集をおこない、約1000枚の資料カードを作成した。
本研究は、上の作業にもとづいて日本原始絵画の基礎的研究をおこなっことを第2の目的とする。そこで、1年に1回、国立歴史民俗博物館で研究集会を開催し、分担者に研究の見通しや成果を発表していただき、原始絵画の研究の向上に役立てることにした。今年度は、山田康弘氏に「山陰地方の絵画資料」、東和幸氏に「南九州における原始絵画」、久田正弘氏に「北陸における絵画」、上野祥史氏に「図像分析と鏡研究」、安藤広道氏に「弥生絵画の構造」、石黒立人氏に「伊勢湾地方における絵画・記号資料の現状」、長沼孝氏に「北海道の原始絵画」、春成秀爾氏に「原始絵画の模造・偽造」と題する研究発表をお願いした。多彩な方向から、原始絵画に対する考古学的な研究を深めることができた。
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