研究課題
1.飛鳥京跡出土木簡木簡の写真撮影、赤外線画像の取り込み、釈文の検討、新出木簡(苑池遺構出土分)の整理を主に行なった。また、飛鳥京跡苑池遺構出土木簡の概要については木簡学会第24回研究集会において「飛鳥京跡苑池遺構出土の木簡」として口頭報告を行なった。『奈良県遺跡調査概報2001年度』にも「飛鳥京跡苑池遺構出土木簡」として釈読の可能な木簡60点について、釈文・写真を掲載している。なお、飛鳥京跡出土木簡については、今回の研究成果をふまえて、過去のものをまとめた木簡概報を作成する予定をしている。2.その他の遺跡から出土した木簡必要に応じて赤外線画像の取り込み作業を行ない、再釈読のための資料とした。3.研究所所蔵木簡データの入力作業将来的にデータベースを作成する準備として、橿原考古学研究所所蔵の木簡に関して、出土遺跡名、出土遺構、出土年月日、寸法、形状、木取り、釈文などの項目を入力した。4.関連する文字史料について但馬国木簡・石碑(上野三碑)などについて実見を行なった。
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