研究課題
本年度は、研究全体の具体的計画の策定と基本調査を以下の要領で行った。1 全体計画のために研究代表者・分担者全体による合議を行った。合議は、平成12年7月より、月に数回、土曜日もしくは日曜日に、研究分担者のうち奥田勲、廣木一人、宮脇真彦がそれぞれ勤務する、聖心大学、青山学院大学、東横学園女子短期大学で行われた。研究代表者である綿抜豊昭はすべての合議に参加した。2 データベース化のためのシステム開発を行った。システム開発は、早稲田システム開発株式会社に製造依頼し、開発がなされた。早稲田システム開発株式会社との打ち合わせには、主に宮脇真彦があたった。3 資料収集および入力のための設備備品を準備した。ノートパソコン、プリンターなどを準備した。4 調査及び資料収集のために、各地の図書館・文庫等に出張した。主に綿抜豊昭が資料収集にあたった。5 収集した資料の分析評価を行い、テキストの選定・翻字をした。すでに翻刻がなされた資料も、可能な限り、原本にあたった。6 5で得た資料を2で策定したシステムに従って入力した。2で得た資料のうち、特に宗祇一座の連歌作品の5割の入力が終わった。