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2001 年度 実績報告書

大学の社会貢献に関する調査研究-国内・国外の地域研究機関の社会的役割を中心として-

研究課題

研究課題/領域番号 12430010
研究機関広島大学

研究代表者

戸田 常一  広島大学, 経済学部, 教授 (20109028)

研究分担者 川崎 信文  広島大学, 法学部, 教授 (60152948)
金原 達夫  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (20099097)
渡辺 展男  広島大学, 経済学部, 助教授 (80191782)
馬場 榮一  広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30274129)
瀧 敦弘  広島大学, 経済学部, 助教授 (40216809)
キーワード大学地域経済研究機関 / 社会貢献 / 文理融合 / 地域経済研究
研究概要

本調査研究においては、「大学の社会貢献」という重要な課題認識のもとで、21世紀において大学・地域研究機関が地域社会や地域企業との間で構築すべきシステムや制度基盤のあり方を検討するための基礎的情報を調査したものである。具体的には、国内外の地域経済や地域産業を中心とした大学研究機関における研究活動と社会貢献の実態を、アンケート調査と訪問によるヒヤリング調査により情報を収集し、分析・整理を行った。
本調査を進めるにあたっては、文理融合の重要性の念頭におき、国内においては社会科学分野における地域研究機関に加え、理工系分野を中心とする共同研究センターを調査の対象に含め、国外においては、これら両者が有機的に連携している地域研究機関に焦点をあてて調査を行うように努めた。本調査研究は昨年度と本年度の2年間で実施し、とりまとめにあたっては2年間の調査結果すべてを踏まえて報告書を作成している。
まず、国内調査においては、国公立・私立の大学・地域研究機関を対象としてアンケート調査を実施し、特徴的な活動が行われている研究機関について詳細調査を行った。調査結果の詳細は報告書においてまとめている。わが国においては国立大学に設置されている共同研究センターが理工系分野中心の活動とすれば、公立・私立大学の地域研究機関が社会科学系を中心とした活動として類別される傾向があり、これらの活動のねらいや形態も異なり、必ずしも両者が融合した社会貢献活動には至っていないことが指摘されている。
次に、国外の大学・研究機関の調査については、昨年度は欧米、今年度はアジア・豪州の各方面に分けて研究分担者が手分けし、各地域において文理融合・社会貢献をテーマとして、顕著な活動が見られる大学・研究機関を訪問してヒヤリング調査を行い、今後のわが国の大学・研究機関のあり方を検討するために有益な知見を得ている。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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