研究課題/領域番号 |
12430022
|
研究機関 | 大阪学院大学 |
研究代表者 |
田中 道雄 大阪学院大学, 流通科学部, 教授 (10248263)
|
研究分担者 |
仲谷 秀一 大阪学院大学, 流通科学部, 教授 (60330099)
栗田 真樹 流通科学大学, サービス産業学部, 助教授 (10258262)
白石 善章 流通科学大学, 商学部, 教授 (50122700)
|
キーワード | 中国 / 商業政策 / 前門大柵欄 / 天津市 / 北京市 |
研究概要 |
研究計画3年度の当初にあたり、本研究計画の再確認を行うと同時に、研究成果を図書出版の形で公表するべく討議し決定した。その後出版社と交渉した結果、出版の引き受けを得たので、研究計画終了後、早期に出版を行うこととなった。 また今年度は研究計画の3年目にあたることから、京阪神3都市の新たな商業政策資料の入手、人的接触を中心に研究活動を行った。各市においては、2003年度を目途に新たなビジョン形成等を計画中であり、主としてこうした資料の途中経過を知ることで、最終報告に結び付けることを確認した。 田中・栗田・仲谷は2002年10月25日から11月1日までの8日間中国へ渡航し、青島市において中国トップの消費財生産メーカーである海爾を訪問、全国的な家電流通の動向を調査するとともに、消費面からみた中国流通の実態ヒアリングを実施した。 北京では、北京市宣武区人民政府および前門大柵欄商店街経営者等を訪問し、北京市の開発に関わる商業政策の現状ならびに今後の開発動向についてヒアリングを実施した。ついで、天津市人民政府商業委員会、同塘沽区弁公室主任、泰達開発区建設局長等にインタビューし、天津市商業政策に関する追加資料の収集に努めた。両市とも、2008年のオリンピックを目標に、大規模開発が進められ、それに応じた商業政策も活発化している。 これら、これまで収集した情報の整理および今後の発表のため、各種ソフトウェアを購入し、同時にこれまでに収集している資料の整理につとめている。
|