研究課題/領域番号 |
12430022
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研究機関 | 大阪学院大学 |
研究代表者 |
田中 道雄 大阪学院大学, 流通科学部, 教授 (10248263)
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研究分担者 |
仲谷 秀一 大阪学院大学, 流通科学部, 教授 (60330099)
白石 善章 流通科学大学, 商学部, 教授 (50122700)
栗田 真樹 流通科学大学, サービス産業学部, 助教授 (10258262)
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キーワード | 中国 / 中心都市 / 周辺都市 / 商業流通政策 / 商業ビジョン / 北京市宣武区 / 海河ウォーターフロント / 鼓楼商店街 |
研究概要 |
研究計画最終年度にあたり、本研究計画の再確認を行うと同時に、本研究計画の報告後、これまでの研究成果と中国側による新たな知見を合わせ、図書出版の形で公表することを決定した。 京阪神各都市の関係については、大阪市を地理的な核に位置することで購買が流入する中心都市として措定し、主として周辺都市としての京都市と神戸市を主軸として問題を眺める。それゆえ、両市に関する新たな商業流通政策資料の入手、人的接触を中心に研究活動を行った。京都、神戸の両市においては、2003年度期末を目途に、新たな商業ビジョン形成等を実施中であり、主としてこれら資料の結果を受けて、最終報告に結び付けることとした。 田中は2003年9月7日から9月12日までの6日間中国へ渡航し、北京では、北京市宣武区人民政府を訪問し、北京市宣武区の開発に関わる商業流通政策の近況ならびに今後の開発動向についてヒアリングを実施し、CD-ROMによる資料を収集した。また、清華大学人文社会科学院長ならびに人民大学副学長などを表敬訪問し、今後の研究についての打ち合わせをおこなった。ついで、天津市人民政府商業委員会同塘沽区弁公室主任、泰達西開発区副主任等にインタビューし、海河ウォーターフロントや鼓楼商店街開発について、天津市商業流通政策に関する追加資料の収集に努めた。両市とも、活発な開発を進めておりそれに応じて商業流通政策も変化が激しい。 これら、これまで収集した情報の整理および今後の発表のため、各種設備機器として、カラーレーザープリンターやプロジェクター等を購入し、同時にこれまでに収集している資料の整理につとめている。
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